アデルらがエボラ救済バンド参加へ

 アデル、エド・シーラン、サム・スミスらがバンド・エイド30に参加する。エボラ出血熱の拡大を防ぐための必要な資金を集める目的で行われる、リリース30周年を迎える曲『ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?』のレコーディングに、アデル、エド、サムに加え、シニード・オコナー、エリー・ゴールディング、コールドプレイのクリス・マーティンなどの世界でも名だたるミュージシャンたちが参加するようだ。

 今回が4回目となるチャリティ目的の同曲レコーディング・プロジェクトを立ち上げたロック歌手のボブ・ゲルドフは、「この曲を気に入らなくても、すべての参加アーティストを嫌いでも、関係ないんだ。君がしないといけないことは、これを買うことだよ」と10日(月)に行われた記者会見で話した。このシングル曲のレコーディングは15日(土)に始まる予定で、さらに『Xファクター』出身のオリー・マーズ、バスティル、ジェシー・ウェア、フォールズ、アンダー・ワールド、フューズODG、パロマ・フェイスの参加に加えアーティスト、トレイシー・エミンがジャケットのデザインを担当することになるようだ。そして1984年にフィル・コリンズ、デヴィッド・ボウイ、ジョージ・マイケル、スティングと共にバンド・エイドとしてオリジナル曲のレコーディングに携わったU2のボノも同バンド返り咲くという。先日にはワン・ダイレクションも同曲のレコーディングに参加すると発表されたものの、『ザ・ヴォイス』のメンターを務めるリタ・オラはBBCとの契約上、辞退せざる終えない状況となっていた。

 そんな『ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?』は今月17日のリリースを予定されているものの、ストリーミングサイトでは年を明けるまでは配信されないとボブが明らかにしている。

(BANG Media International)

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