故Aワインハウスのドキュメンタリー公開

 故エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画が今年、イギリスで公開となることが分かった。F1ドライバーであったアイルトン・セナのドキュメンタリー映画『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ(Senna)』を手掛けたアジフ・カパディア監督を筆頭とするその製作チームが再び集結してエイミーのドキュメンタリーを手掛けるそうで、公開は7月を予定している。

 ユニバーサル・ミュージックUKの最高経営責任者デヴィッド・ジョセフは「約2年前に、我々は彼女のキャリアや人生についての映画を製作することを決めていました。とても複雑で且つ愛情あふれるものです」「家族やメディア、名声、中毒など様々な問題に直面する作品ですが最も重要なのは彼女の素晴らしい人間性や真の音楽の才能の中核を描くことです」とコメントしている。

 今まで明かされていない成功への道のりや未発表曲なども含まれるこのドキュメンタリー映画はエイミーの歌手としての人生をドラマチックに語ってくれることは間違いなさそうだ。

 薬物とアルコール依存症に悩まされていたエイミーは2011年、アルコール中毒で亡くなっている。

 そんな中、エイミーとは友人でありコラボする仲であったマーク・ロンソンは、最近エイミーの才能を持つ人は他にはいないと称えていた。「エイミーの持つ才能とスタジオで俺らが感じた独自のつながり、互いに理解しあっている関係、そのエネルギーがあるから、エイミーは他とは比べられないよ」「『バック・トゥ・バック』で俺が手掛けたすべての曲は、たった5、6日しかスタジオに一緒にいなかったと思うんだ。多分10日かな。『ヴァレリー』は2時間だったね。エイミーのことはある意味楽だったんだ。なぜなら、そうだな、ただ、ただ生まれたってかんじだな。それだけだよ。『はいこれまで。もう変更はしない。これが俺の中から出てきたもので、いい出来だ』って感じかな。それに、毎回特別でいい出来だったんだ」

 (BANG Media International)

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