ブラピの海の家が原油流出で危険?

 ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが所有する海沿いの家がカリフォルニア州で起きた原油流出事故の影響で危機にさらされている。2人が持つ500万ドル(約6億円)の家からたった2.4キロのカリフォルニア海岸沿いのエル・キャピタン・ステート・ビーチ沿いで2万1000ガロン(約8万リットル)もの原油が流出したことで、2人の自宅が危険な状態に陥っている。カリフォルニア州知事ジェリー・ブラウン氏は20日(水曜)、非常事態宣言を発令し、解決のためにすばやく出来る限りの労力を動員するとしており、DailyMail.comにも「カリフォルニア海岸線を守るために必要なことすべてを行います」とコメントしている。

 2000年に400万ドル(約4億8000万円)にブラッドが購入したこのビーチハウスは、基本的に休暇の際に利用しているようだ。

 アメリカ国立気象局は偏西風が原油を急速に広げていると報じていることから、このビーチハウスが受ける被害の可能性がどんどん高まっている。

 サンタ・バーバラ市長の代理人は「レフュージオ・ステート・ビーチから送られてきた写真を見て深い悲しみにくれています。この事件についての環境や原油発掘の経済に与える深刻なリスクの実態はいまのところまだありません」とコメントを出している。

 しかし、アンジェリーナとブラッドたちがビーチハウスを所有するこの地で2人が環境的な話題に上がったのは今回だけではないようだ。以前、ブラッドが子どもたちを連れて四輪バイクでビーチに乗り込んだとして近隣住民からの怒りを買っており、住民の1人は「サンタ・バーバラ地区のビーでに四輪バイクを乗り回すことが違法かどうかは分かりませんが、明らかに非難されるべき行動だと思いますよ」と怒りをあらわにしていた。

 (BANG Media International)

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