ウィル・スミス息子、ヒーローに抜擢?
ジェイデン・スミスがワーナー・ブラザースの最新作の中でスーパーヒーローのスタティック役で出演するようだ。『ウォーキング・デッド』でお馴染みのタイラー・ジェームス・ウィリアムズによると、ジェイデンが父ウィル・スミスのキャリアを追うようにDCコミックキャラクターを基にした新作映画の中で数少ない黒人のスーパーヒーローキャラクターの1人を演じるという。タイラーはロンドンで行われたMCMコミック・コンの会場で「黒人のコミックブックのスーパーヒーローキャラクターってあんまりいないんだ。ジェイデンが演じるスタティック・ショックを見ることが出来るなんて素晴らしいね」とコメントしており、これがもし真実ならばジェイデンは実験的薬剤に触れたことによって電力を操ることが出来るようになったアフリカ系アメリカ人の10代の少年ヴァージル・オヴィッド・ホーキンス、またの名をスタティックにスクリーン上で息を吹き込むことになる。このキャラクターは『スタティック・ショック』というタイトルの米アニメシリーズの主人公であった。
とはいえ、今のところワーナー・ブラザースとDCコミックどちらからもジェイデンが出演する可能性についてはなにも語られていない。
その一方でタイラー自身もマーベルヒーローの1人、ピーター・パーカーの死後スパイダーマンを引き継ぐラテン系アメリカ人キャラクターであるマイルズ・モラルズについての作品が作られるのならばその役を演じてみたいと意欲を見せている。「僕はマイルズ・モラルズのキャラクターっぽいんだ。それに僕はそのアイデアにとてもオープンだよ。マーベルを信じているからなにもこちらから宣伝するわけではないけどね。彼らの脚本は読んだことがあるし。だから彼らの決定を信じることにするよ。まあでも、僕はやりたいね。間違いなくその役を演じたいんだ」
そんな中ジェイデンの父ウィルは新作『スーサイド・スクワッド』の中で悪役ヒーローであるデッドショットとして登場することになっている。同作品にはザ・ジョーカー役でジャレッド・レト、ハーレイ・クイン役でマーゴット・ロビー、エンチャントレス役でカーラ・デルヴィーニュらも出演する。
(BANG Media International)