クリス・ブラウン、豪州への入国拒否?

 クリス・ブラウンがオーストラリアへの入国を拒否される可能性があるようだ。オーストラリア政府から2009年に当時の恋人であったリアーナへの暴行罪を踏まえてビザ発行を検討中だと告げられたことから、クリスは12月に予定されていた同地での公演をキャンセルすることになったという。豪ミニスター・フォー・ウィメン(女性の為の大臣)マイケリア・キャッシュ氏は24日(木)にメルボルンで開かれた会議でクリスがオーストラリアで求められる人物象ではないとし、「ドメスティック・バイオレンスを働いて世界を飛び回ろうとした時、一部の国から『あなたは入国できません』と言われることがあるという事実を人々は知る必要があるのです」と発言した。

 2009年5月にリアーナに対する重暴行罪および犯罪的脅迫の罪で有罪判決を受けていたクリスは、今年になって保護観察期間が終了したところだった。しかし、クリスへのビザ発行を拒否したのはオーストラリアが初めてではなく、これまでにもイギリス、カナダ、ニュージーランドが拒否している。

 また、プロボクサーのフロイド・メイウェザーも今年になってからオーストラリアに入国しようとした際、2012年に子供の前で元恋人に暴力を振るった罪で2ヵ月の服役期間を送ったその犯罪歴を理由に入国を拒否されていた。(BANG Media International)

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