エミリー、メリー・ポピンズ役に?
エミリー・ブラント(32)が新作ディズニー映画でメリー・ポピンズ役を引き受ける可能性が濃厚となっているようだ。パメラ・L・トラバーズ著作の児童小説「メアリー・ポピンズ」シリーズを原作とする1964年作ミュージカル映画「メリー・ポピンズ」がディズニーとロブ・マーシャル監督の手によりリブートされることになっているが、世代を超えて愛される主人公メリー役としてエミリーに白羽の矢が立っているという。
オリジナル映画作品では英女優ジュリー・アンドリュース(80)が29歳の時に不幸せな銀行員の家庭のためにロンドンにきた魔法を使える家庭教師メリー役を好演して自身にとっての長編映画デビューも果たし、メリーの親友であり何でも屋のバートはディック・ヴァン・ダイク(90)が演じていた。
エミリーはディズニー映画「イントゥ・ザ・ウッド」の製作のジョン・デルーカーやマーク・プラットと仲良くなったこともあり、メリー役での出演に向けて現在ウォルト・ディズニー・カンパニーとの交渉を続けているという。しかしながら、最近エミリーは第2子の妊娠がわかったことから、本作への出演の最終決断や公開日程にも影響を及ぼすこと必須だろう。
本作はオリジナル作品から20年後の時代設定となるようで、マーシャル監督はストーリーについて以前こう語っていた。「この作品は新しい『メリー・ポピンズ』作品ではないんだ。パメラ・L・トラヴァースは8冊の本を書いているからね。オリジナル作品は1冊目の本を基にしていたけど、僕たちは他の本を基に作っていくんだ。だからあの象徴的な輝かしい『メリー・ポピンズ』には触れていないんだよ」「あの延長線上にある作品なのさ。僕はオリジナル作品の大ファンだし、ジュリー・アンドリュースとも良い友達だよ。だから恐れ多いね。当時の『ハリー・ポッター』とも言えるこの新しいストーリー素材がここにあるけど、あのアドベンチャー以上のものに変わることはなかったよ」(BANG Media International)