ジャスティン・ビーバーの曲が不採用?
ジャスティン・ビーバーはカニエ・ウェストの最新アルバム『ザ・ライフ・オブ・パブロ』に初めは参加していたが、最終的にその曲がボツになっていたようだ。イージー向けの『ウルトラライト・ビーム』をプロデュースしたフォンズワース・ベントリーは、フリースタイルでジャスティンが歌った曲が同アルバム初期のトラックリストの中に入っていたが、ジャスティンの声は最終的に使われることなく、代わりにチャンス・ザ・ラッパー、ザ・ドリーム、ケリー・プライス、カーク・フランクリンがフィーチャされることになったと明かした。
P・ディディの元アシスタントでもあるベントリーは、ウェブサイト「ザ・フェーダー」に対し「ジャステイン・ビーバーのアルバムを過去にたくさん書いたことのあるチャレンジ・パークのプー・ベアに電話したんだ。そのとき彼はジャステインと一緒にいたよ」「ジャスティンは電話口で『カニエに必要なことがあれば俺はやるよって伝えてくれよ』って言ってくれたんだ。だから、ジャスティンは本気になって、そんな感じになったんだ。それからカニエもやる気になって『フリースタイルでみんなやろうぜ』って言ったんだ」「フリースタイルでカニエが『これがウルトラライト・ビーム』って言ったよ。カニエはそう歌って、メロディもつけていたよ。それからチャンスがそのバイブを取り込んでたんだ」「たくさんのカニエの曲がこのフリースタイルから生まれたんだ。リズムパターンやいくつかのフレーズがね」「そんなに言葉はなかったけど、その雰囲気やリズムのパターンがあったよ。それから、ジャスティンがマイクを取ってアカペラをいくつか歌ったんだ。本当に自由な流れだったね。あれこそクリエイティブだったよ」と話した。
結局ジャスティンが参加した曲はそのまま採用とはならなかったが、ジャスティンは一緒にジャムセッションをした際にカニエから意味のあるアドバイスをもらっていたようだ。ジャスティンは以前「この業界でクリエイティブな人といえば、カニエだと思うよ。カニエはただ『人が嫌いになることができないほどよい音楽を作れ』ってアドバイスをいつもくれるんだ」と話していた。
(BANG Media International)