デヴィッド・ゲスト、62歳で死去
音楽プロデューサーのデヴィッド・ゲストが62歳で死去した。現地時間の12日(火)10時頃、ロンドンのフォー・シーズン・ホテル内で死亡しているところを発見されたと、友人のイマッド・ハンディさんがデイリー・ミラー紙に認めた。「本日、デヴィッド・ゲストが亡くなったことを深い悲しみとともにお知らせします。デヴィッドは真に英雄的な人でした。素晴らしい才能を持ち合わせている人、親愛なる友人というだけでなく、ショービズ界のアイコンでした。その魅力とジョークで愛されていたデヴィッドは、世界中の、特にイギリスの何百万人ものファンに惜しまれることでしょう。ある高名な批評家の言葉を借りれば、デヴィッドは生来のスターであり天才セレブです。寂しくなります」
60代の男性が同ホテルで死亡している様子だと通報を受けた警察と救急隊がその日現場に駆けつけ、その場で死亡と判断したという。その死に関して疑わしい部分はないものの死因が不明とされ、今後検死が行われる予定のようだ。
故マイケル・ジャクソンの2001年リリースアルバム『マイケル・ジャクソン:30thアニバーサリー・スペシャル』のプロデューサーを手掛けたデヴィッドは、2002年に元妻で米女優ライザ・ミネリとの結婚式で、マイケルが自身の付添人を務めたことがきっかけとなりその名を広く世界に知られることになった。
デヴィッドは皮肉にもタイトルを『デヴィッド・ゲスト・イズ・ノット・デッド・バット・アライブ・ウィズ・ソウル(デヴィッド・ゲストは死んでいない。魂と共に生きている)』というツアーを7月からイギリスでスタートする予定だった。(BANG Media International)