レッド・ツェッペリンに盗作疑惑
ロック史に残る名曲、英国のバンド、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」の一部が盗作かどうかを巡る米ロサンゼルス連邦地裁の訴訟で、作曲したボーカル、ロバート・プラント(67)とギタリストのジミー・ペイジ(72)に対する陪審が5月10日から始まることになった。英米メディアが12日伝えた。
ロサンゼルス出身のバンド、スピリットのギタリスト(故人)の代理人が2014年に提訴。1960年代後半の同バンドの曲「トーラス」をペイジらが聞いて、曲想を得た可能性があると主張している。
審理を担当する判事がこのほど示した文書で、ギターによる印象的な導入部など、二つの曲には中心的な構造を超えた「かなりの類似点」があると指摘、陪審の判断を仰ぐことを決めた。ペイジら2人はコメントしていない。
「天国への階段」は71年にリリースされたアルバム「レッド・ツェッペリンIV」に収録された。