ヴィクトリア・ベッカムは口パク!?
ヴィクトリア・ベッカムがスパイス・ガールズ時代、自分のマイクのスイッチが入っていなかったことを暴露した。現在はファッションデザイナーとして活躍するヴィクトリアは、グループの中で歌唱力が優れていたほうではなかったそうで、エマ・バントン、ジェリ・ホーナー、メラニー・チズム、メラニー・ブラウンらにボーカルを任せていたという。
ヴィクトリアは5日(木)、ロンドンで開催中のヴォーグ100:ア・センチュリー・オブ・スタイル展で「マイクをよくオフにされて、他のメンバーに歌わせていたものよ。私はそれで良かったけどね。今は私のマイクも大丈夫でやっとちゃんとオンになっているわ」と語った。
また夫デビッド・ベッカムとの間に4人の子供を持つヴィクトリアは当時、メンバーの中で最も自身が真面目なタイプであったため、他のメンバーの奔放な振る舞いを常に心配していたとも明かしており、「他のメンバーが楽しんで奔放に振る舞ってテーブルの上でジャンプしているような時に、私は常にテーブルが壊れないかをチェックしているようなタイプだったの。私はしっかりものだったのよ」「私はよく高いヒールの靴を履いてもじもじしながらも、幸運にもそれでやってのけられたけど、ラクではなかったわ。私はいつも他のメンバーより控えめだったの」と続けた。
結成しておよそ2年後の1996年にデビューした同グループは、メンバーそれぞれがキャラクターを与えられており、ヴィクトリアは自身のファッション好きな「ポッシュ・スパイス」と設定が気に入っていたそうだ。「私はいつもファッションが大好きだったし、それは私にとってラッキーだったの。だって他のメンバーはあまりに気にしないからもらえる衣装を着ていたから、私にけっこうな予算が回って来てグッチのミニドレスを手にいられたってわけ」
スパイス・ガールズとしてはマイクがオフにされていたというヴィクトリアだが、2000年にグループが無期限の活動休止に入ってからはソロで4枚のシングルをトップ10入りさせる成功を収めていた。しかし、その後ファッション界での活躍がメインとなったヴィクトリアは、2007年の再結成ライブの際、唯一ソロの楽曲を歌わず、代わりに『ライク・ア・ヴァージン』に合わせてランウェイを闊歩し、ダンスを披露していた。
(BANG Media International)