ヘレナ・ボナム=カーター、破局を語る
ヘレナ・ボナム=カーター(49)は長年のパートナーであったティム・バートン(57)と破局した際、深い悲しみに陥っていたという。13年間に渡って交際し、2人の子供をもうけたバートン監督と2014年に破局したヘレナは、その私生活の変化によりすべてが変わったと明かしている。「深い悲しみに暮れたわ。交際の死なわけだから、完全に途方に暮れてしまうわよね。自分のアイデンティティや全てが変わってしまうの」と当時を思い出す。
そして破局直後には自分に「取扱注意」のサインを付けたかったと語るヘレナは、生活を大きく揺るがす出来事の後には感情を表に出したり、あからさまに儚さをだしても良いのだと英ハーパーズバザー誌に続ける。「みんな毅然として強くいるべきだって言うけど、儚くても良いと思うの」
2001年にバートン監督作『PLANET OF THE APES/猿の惑星』に出演したことがきっかけで出会った2人は、その後も『チャーリーとチョコレート工場』『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』『アリス・イン・ワンダーランド』『ダーク・シャドウ』など数々の映画を共に生み出してきた。
もう交際こそしていないものの、いまだに仲は良いそうで、私生活での破局が仕事上では良い方向に働いているかもしれないと感じているそうだ。ヘレナは「私たちは本当に仲が良いからそれはいいことよね。私は彼のことを良く理解しているし、彼も私のことをよく理解しているわ」「交際なしで仕事をする方が簡単かもしれないわ。彼はいつも私のことをとても恥ずかしがりながらキャスティングするから」と話した。
そんなヘレナは将来的にまた恋人を探すことにオープンだとしながらも、現在は1人での生活を楽しんでいるため焦ってはいないのだそうで、「今は1人に満足しているの。ありのままの自分で仕事にいって、すごく自由に感じるわ」「私は何も焦っていないの。誰か相手がいないとダメっていうタイプであったことは一度もないしね。それに私には子供がいるから、それが何より重要なことなの」と明かした。(BANG Media International)