『ソー：ラグナロク』に出演するケイト・ブランシェットの役どころがとてつもなく極悪であることを共演者のマーク・ラファロが明かしている。ハルク役でおなじみのマークは、ケイト演じるロキの娘ヘラの役どころについて「ケイトはとてつもなく極悪な役を演じるんだ。かなりあくどいよ。彼女は僕らを殺そうとするんだ。彼女がその役を演じるっていうのは素晴らしいことだけどね」と『エンターテイメント・トゥナイト』に語る。さらにマークは自身の役どころについて尋ねられると「すごいことになると思うよ。もっとハルクが登場するんだ。ハルクがもっとハルクらしくなる感じで...ハルクが大きくなって。ハルクらしく、より大きくなるんだ」と続けた。

　さらに、同作品のメガホンを取るタイカ・ワイティティ監督はこの作品について新鮮なスタイルのユーモアがあるストーリーだと語っている。「この作品の中にある僕の強みは、他とはかなり違った形のユーモアなんだ。前はそれがジョークみたいな感じだったんだけど、僕のやっていることってもしかしたら新鮮なスタイルかもね。それによって全体的に少し変わるかもね」「僕はクラスにやってきた新しい生徒みたいなもんなんだ。良い人たちだし、すでに何人か良い友達もできたよ。そしてみんなができる限り最高のストーリーを作りたいんだ。みんなが想像しているよりもおそらくもっと協力的な感じなんだよ。一人がみんなに命令しているような形ではなくてね。みんなで話し合って、『これはどうだろう』『そうするべきじゃないと思うな』って言い合っているんだ。とても健康的な形さ。これぞまさに協力し合って作品を作り上げていくシアター出身の僕が慣れていることでもあるんだ」

　そんな中先日、トム・ヒドルストンが『ソー：ラグナロク』を最後にロキ役を降板することを示唆していた。「『マイティ・ソー』の第3弾はクールなことになるだろうね。4年間この作品に出演していなかったし」「クリスと仕事をするのが大好きなんだ。これが僕にとってシリーズ最後の出演になるだろうね」

　さらにトムはマーベルの製作陣が『アベンジャーズ：インフィニティー・ウォー』にもロキを登場させようとしているのかは分からないとし、「彼らはまだ準備を完璧に整えてはいないと思うよ。進めながら、決めていくだろうね」と話していた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）