ラッセル・クロウ、Rゴズリングに感謝
ラッセル・クロウは『ザ・ナイス・ガイズ』出演の話を危うく断りそうだったという。
ラッセルはシェーン・ブラック監督が共演者にライアン・ゴズリングを検討していると明かしたことで出演する気になったのだそうだ。ラッセルはCollider.comに「恥ずかしい話なんだけど、脚本を読んで気に入ったんだ。それでエージェントが『スタジオ側は共演者候補のリストを送るって』って言ってきたんだよ。それでリストを見たんだけど、エージェントに電話して『この作品はどうやら俺向きじゃないようだよ。他の誰かのさ。かなり脚本には入り込んじゃったけど、その興味を伝えるのも無駄だからしないでいいよ』って言ったんだ」「そしたらエージェントが『シェーン・ブラックは5時間前に飛行機に乗っちゃってるよ』って言ってきたから俺は『マジで?分かったよ』って言ったんだ。彼を自宅に招待して、飲み物やステーキなんかを提供して、その途中で『本当にすごく良いと思ったんだけどさ。無駄な時間を使わせて申し訳なかった』っていう計画を立てたんだ」「それで彼がやってきた時に『飲み物いるかい?』って言ったら彼が『僕はお酒を飲まないんだ』って言うからその時点でプランが台無しになったんだよ。そしたら彼が『ライアン・ゴズリング』っていうから俺は『え?』ってなったわけさ。彼は『空港に来る前にライアン・ゴズリングと会ってきたんだ。彼は君が出るって分かってるから、相棒役をやりたいって。どう思う?』って言ってきたわけさ」
共演者がライアンとなって感激したというラッセルは、働き始めてからもその期待を裏切られることがなかったようで、「俺とライアンとシェーンでミーティングをして作品の流れを追ったんだ。フタを開けてみると2人のメインキャラクターが完全に同じようなリズムで描かれていることがすぐにわかったんだよ。ほぼ置き換えが可能なくらいにね。それについて話をして、前に並べて見て、ただそれだけだったね」と続けた。