デップ元妻 現妻のDV訴えに怒り
米人気俳優ジョニー・デップ(52)に対し、米ロサンゼルスの裁判所が27日(現地時間)、妻で女優のアンバー・ハード(30)の周囲100ヤード(約91メール)に近づくことを禁じた接近禁止命令を出した問題が29日、新展開を見せている。米ゴシップサイト「TMZ」が同日、デップの元妻で仏女優、バネッサ・パラディが「彼は女性に暴力をふるうような人ではない」と主張していることを報じた。
TMZは「アンバーは嘘つき」との見出しでも報じている。
世界を揺るがすデップのDV離婚問題は、“元妻”まで出現する大展開となった。パラディはデップと14年間の事実婚状態にあった。リリー・ローズちゃん(17)とジャック君(14)という2人の子供をもうけたが、ハードの出現により2012年に破局している。
TMZは、ハードがロサンゼルスの裁判所に出廷し、デップに家庭内暴力(DV)を日常的に振るわれていたと訴えた今月27日にパラディが書いたとするメモを入手。「関係者のみなさんへ」と題したもので、「私の2人の子供の父親であるジョニー・デップは、繊細で、愛らしく、そして愛されるべき人物です」と説明。
ハードのDVの訴えに対し「許し難い(ひどすぎる)」と怒りをあらわにし、「彼は私と一緒に暮らした14年間、一度たりとも暴力をふるうようなことはなかった」と主張した。メモには「5月27日 ロサンゼルス」と記されている。
ハードは、昨年2月に結婚後、度重なる暴行を受けていたと主張。今月21日にロサンゼルス市内の自宅でデップから暴行を受けたとする証拠写真を提出。スマホのiPhoneを投げつけられて顔にできたあざだと主張した。
ハードは23日に離婚申請している。