プリンスの遺産を巡り新たな相続人候補
プリンスの遺産を巡り、新たな2人の相続人候補が現れたようだ。相続人を名乗る1人目のノーマン・イエイツ・カーテンズさんは今年4月に亡くなったプリンスの養子であると話しており、それを証明した遺書があること記した書類を遺言検認裁判所に提出した。ノーマンさんはプリンスが自分のために700万ドル(約7億5400万円)の遺産を残していると主張しているが、現在その遺書がどこにあるか職員たちに話すことはできないとしている。
またもう1人のレジーナ・ソレンソンさんはプリンスの異母兄弟であると主張しているとTMZが報じている。
プリンスは遺書を残していなかったことから妹タイカ・ネルソンが相続財産管理人になっており、プリンスの残した遺産は推定3億ドル(約320億円)といわれている。タイカは自身の半分血の繋がった兄弟達アルフレッドとオマーと今年4月、ミネソタ州でプリンスの遺産についての話し合いを行ったが、タイカがプリンスの葬儀にアルフレッドを呼ばないという決断を下したことにアルフレッドが腹を立て、2時間の話し合いは喧嘩で終了してしまったようだ。タイカの兄弟達は、タイカがプリンスの遺産を多くを受け取る権利があると思っていると感じたといわれている。
しかしミネソタ州の法律で、6人のプリンスの兄弟達は平等に遺産を受け取る権利が与えられるという。
プリンスの家族たちは現在もペイズリー・パークにあるプリンスの自宅に保管されていた何百万ドルもの価値があると言われるプリンスの未公開の作品を含めた全ての遺産を巡り争いを繰り広げているところだ。(BANG Media International)