ビヨンセ、ウェディングドレスに不満
ビヨンセは自分のウェディングドレスが好きではなかったそうだ。2008年の結婚式に向けて母ティナ・ノウルズがドレスをデザインしたが、フリルのついたトレーンのストラップレスのそのドレスを気に入っていなかったとビヨンセがほのめかしたことがあったようで、娘のブルー・アイビーちゃんが結婚する際にはティナにデザインして欲しくないようだ。
ティナは『トゥデイ』で「私にデザインさせてくれるなんてとてもありがたかったわ」「でもある日『私の娘が結婚する時には、あの子に自分のドレスを選ばせるから』って言ってきたことがあったの。たぶんあの子は当時、あまり喜んでいなかったのかもしれないけどとても優しい子だからね」と話した。
今年のCFDAアワードではファッション・アイコン賞も受賞するほどそのスタイルに定評のあるビヨンセは、ウェディングドレスこそ気に入らなかったかもしれないが、ティナが作っていたデスティニーズ・チャイルド時代の衣装を称賛していたことがあった。「私たちがデスティニーズ・チャイルドを始めた時、高級ブランドは4人の田舎出身でセクシーなスタイルの黒人の女の子たちの衣装を担当したくなかったの」「それに私たちはデザイナー物のドレスや特注品なんて買う金銭的余裕もなかったわ。私の母はニューヨークの全てのショールームから断られていたけど、私の祖母同様にその才能と創造性を使って子供たちに夢を与えてくれたの」「私の母はウェディングドレスやプロムのドレス、初めてCFDAアワードに出席した時に着たドレスや初めてグラミー賞に出席した時のドレスを作ってくれたの。洋服は自分のアイデンティティや表現、本質を伝える手段だわ。スタイルを超越し、私たちの最高の節目を記念するタイムカプセルなの」(BANG Media International)