トム・サイズモアがDVで逮捕
トム・サイズモア(54)がドメスティックバイオレンスの罪で逮捕された。過去に何度もの逮捕歴があるトムが19日、女性の悲鳴が聞こえるという数件の通報を受けて駆け付けたロサンゼルス警察によって、恋人を殴った罪でまた逮捕されたとTMZが報じた。同サイトによれば、警察が到着した際、トムの恋人はトムとの口論が肉体的な喧嘩へと発展し、トムに頭や顔などを殴打されたと説明していたという。
ザ・ラップの報道によれば、トムは共同生活者への暴行罪で5万ドル(約530万円)の保釈金を命じられたようだ。
そんなトムだが、つい2週前にはロサンゼルスのサンタクララで行われていた2007年公開作「ザ・シューター/極大射程」のテレビドラマ版の撮影中に、運転していたキャデラック・エスカレードでスタントマンを誤って轢いてしまうという事故を起こしていたばかりだった。車の下敷きになったスタントマンを助けようと、スタッフ8人がかりでその重い車両を持ち上げようと試みたものの、結局はジャッキが必要になったという。スタントマンの男性はその事故により重傷を負い、ヘリコプターで近くの病院へと搬送された。
この事件については仕事関連の怪我を取り扱うカリフォルニア地区労働安全健康局が調査中で、今後報告書が提出されることになっている。
スティーヴン・ハンター著作「ポイント・オブ・インパクト」を原作とした同作のテレビ版では、映画版でマーク・ウォールバーグが演じていた主役の元海兵隊狙撃首ボブ・リー・スワガーをライアン・フィリップが演じている。(BANG Media International)