マイケル・ダグラスの息子キャメロンが出所
マイケル・ダグラスの息子で俳優のキャメロン・ダグラス(37)が出所した。マイケルと元妻ディアンドラの息子であるキャメロンは2010年にヘロイン所持とメタンフェタミンの販売の罪で5年間の服役刑に科されたが、服役中に薬物を持ち込んだことで刑期を延長され、メリーランド州のカンバーランド・フェデラル・コレクション・インスティチュートにおける独房で2年間に渡って監禁されていた。昨年末に低警備刑務所のコネチカット州のダンベリーFCIに移されていたキャメロンは、2018年に釈放予定となっていたものの、期日が早められ、現在はニューヨーク・ブルックリンの社会復帰訓練所に移されているという。
マイケルは以前、薬物中毒の息子を独房に監禁するというシステムを批判していた。2013年にマイケルは「僕の息子は刑務所にいます。息子は人生の大半を薬物中毒として過ごしてきました。処罰の一環として、誤りを犯した場合、これは50万人ほどいるほかの薬物中毒の服役囚と同じように非暴力的な服役囚の話なのにもかかわらず、息子はおよそ2年間も独房に監禁されていて、僕は2年間も面会することが出来ないと言われているんです」「もう1年以上が経ちますが、そのシステムに疑問を持っています。もちろん、最初は間違いなく息子に失望していました。しかし今はそのシステムに失望するところまできています」と話していた。
そして同年にキャメロンもハフィントンポスト紙に非暴力的受刑者に対する刑罰の批判を寄稿しており、その中では「この時代遅れのシステムは中毒という病気に気を払うどころか、多くの暴力的な犯罪者よりも厳しく刑罰を与えているのです」「私は自分が罰せられるべきではないと言っているのでも、特別待遇を求めているわけでもありません。私は過ちを犯しましたから、それは喜んで公に認めます。しかしながら、ほとんどの中毒者たちと同じように、再発と繰り返しという悪循環にはまってしまった気分なのです。残念ながら、再発に最も効果的な方法が治療である一方で、刑罰のシステム上の『答え』とはドアに鍵をかけて、その鍵を捨ててしまうことなのです」と訴えていた。
(BANG Media International)