エド・シーラン、マーヴィン・ゲイの著作権侵害で訴えられる
エド・シーランがマーヴィン・ゲイの『レッツ・ゲット・イット・オン』の一部を無断使用したとして提訴された。同楽曲をマーヴィンと共同執筆したエド・タウンゼントの遺族が、エドの2014年のヒット曲『シンキング・アウト・ラウド』がメロディー、ハーモニー、リズム構成などが1973年発表の『レッツ・ゲット・イット・オン』に酷似しているとして著作権侵害の訴えを起こしたとTMZは報じている。
遺族は「被告人が『レッツ』の『中核』をコピーし、『シンキング』の中で何度も繰り返し使用した」「メロディー、ハーモニー、リズム構成面で『シンキング』は大部分かつ著しく『レッツ』のドラム構成に酷似している」と訴えているようだ。
エドは以前にも『フォトグラフ』を巡り、英版『Xファクター』の勝者マット・カードルが2009年にリリースした『アメイジング』の完全なるコピーであるとしてマーティン・ハリントンとトーマス・レナードから2000万ドル(約20億円)を求められる訴訟を起こされている。
その訴訟では、『ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪』を巡ってロビン・シックとファレル・ウィリアムス相手に起こした訴訟でマーヴィンの遺族の弁護を務めたリチャード・バッシュ氏が、ハリントンとレナードの弁護を担当していた。(BANG Media International)