Tスイフトの元彼カルヴィン・ハリス、4年連続でDJ1位で年収63億円
フォーブス誌による2016年最も稼いだDJランキングが発表され、カルヴィン・ハリスが 4年連続で1位に輝いた。昨年に比べると300万ドル(約3億円)減の収入となったものの、一回出演のギャラが40万ドル(約4000万円)と言われるラスベガスでの常設公演からの恩恵を受けてか、昨年6月から今年6月までの税引前年収が推定6300万ドル(約63億円)となった。
カルヴィンとの収入差は顕著なものの2位についたのはティエストで、昨年100以上ものライブをこなし、セブンアップとの高額契約を結んだことが功を奏し推定3800万ドル(約38億円)の収入となっている。
続いて、3位にはカルヴィンと同じくラスベガスの常設公演を持ち、サッカー欧州選手権のテーマソングを手掛けたデヴィッド・ゲッタが2800万ドル(約28億円)でランクインし、その後は4位に2450万ドル(約24億 5000万円)でゼッド、5位に2350万ドル(約23億5000万円)でスティーヴ・アオキが続いている。
6位には2300万ドル(約23億円)でディプロが入り、7位にはジャスティン・ビーバーのカムバックアルバム『パーパス』をプロデュースしたスクリレックスがランクインしている。
トップ10入りしたメンバーの年収総額は巨額なことにはかわりないが、2012年に同ランキングが始まって以降初めて1パーセント減という結果になっているようだ。スティーヴ・アオキはアメリカ経済について、「アメリカのバブルはすでにはじけたね。ベガスのDJの状況からそれがわかるよ」とコメントしている。
また、同ランキングには女性が1人も入っていない。女性DJで収入1位を誇るのはデヴィッド・ゲッタの2009年のヒットソング『ホエン・ラブ・テイクス・オーバー』に参加したDJグループのナーヴォだが、年収1000万ドル(約10億円)と男性トップとの収入差が顕著に見られる。同ランキング作成に携わったライアン・マック氏はその理由について「自分は仕事をオファーする立場じゃないので、なんとも言えないのですが、この収入のリストは、1回20万ドル(約2000万円)のギャラで月に3、4回しているようなラスベガスの常設公演のようなことで決まっています」「ナーヴォやクルーウェラなど女性DJもこういった常設公演をしていますが、ほとんどの場合が男性DJに割り振られます」とザ・インディペント紙に説明する。
フォーブス誌による2016年最も稼いだDJランキング:
1. カルヴィン・ハリス 6300万ドル(約63億円)
2. ティエスト 3800万ドル(約38億円)
3. デヴィッド・ゲッタ 2800万ドル(約28円)
4. ゼッド2450万ドル(約24億5000万円)
5. スティーヴ・アオキ 2350万ドル(約23億5000万円)
6. ディプロ 2300万ドル(約23億円)
7. スクリレックス 2000万ドル(約20億円)
8. カスケード 1900万ドル(約19億円)
9.マーティン・ギャリックス 1600万ドル(約16億円)
10. ディミトリ・ベガス&ライク・マイク 1550万ドル(約15億5000万円)
(BANG Media International)