ブライアン・クランストンとスティーヴ・カレル「さらば冬のかもめ」続編出演?
ブライアン・クランストンとスティーヴ・カレルが1973年作「さらば冬のかもめ」の続編となる「ザ・ラスト・フラッグ・フライング」に出演する可能性が出てきた。ジャック・ニコルソン主演の第1弾に次ぐ同作品はリチャード・リンクレイターが監督兼脚本を担当することが決定しており、ブライアンとスティーヴのほかにローレンス・フィッシュバーンも出演交渉が行われているようだ。
ウディ・アレン監督作「カフェ・ソサエティ」、ニコラス・ウィンディング・レフン監督作「ザ・ネオン・デーモン」などを最近世に送り出したアマゾン・スタジオズが同作品の資金提供、配給を行う。
ダリル・ポニクサン著作「さらば冬のかもめ」の続編となる2005年発刊の「ザ・ラスト・フラッグ・フライング」の映画化に向けて、リンクレイター監督は2006年から構想を練り始めており、前作に出演していたジャックとランディ・クエイドの再出演も希望していたようだ。さらに第1弾作品の中でメインキャラクターを務めるも、2001年に帰らぬ人となったオーティス・ヤングの代わりとしてモーガン・フリーマンに出演してもらうことも視野に入れていたという。
「さらば冬のかもめ」ではジャックとオーティス演じる海軍のビリー・バダスキーとミュール・マルホールがランディ演じる若い海兵ラリー・メドウズをポーツマス海軍刑務所へと護送する道中に人生の楽しさを教える姿が描かれていた。
その一方で「ザ・ラスト・フラッグ・フライング」はアメリカ同時多発テロ事件が起きた後の世界を舞台に、バダスキーとマルホールがイラク戦争で亡くなった自身の息子の家に連れて帰ろうとしているメドウズの手助けをしながら、ヴァージニア州ノーフォークからポーツマスまでの道中を振り返るストーリーとなっている。
同作品の撮影は今年11月からスタートする予定だ。
アカデミー賞ノミネート作品「マネー・ショート 華麗なる大逆転」も記憶に新しいスティーヴは現在海外で公開中の「カフェ・ソサエティ」に出演しているほか、エマ・ストーンと共演した「バトル・オブ・セクシーズ」の公開が控えている。
ブライアンは新作「ザ・マスターピース」「パワー・レンジャーズ」映画版に登場する一方で、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」に出演したローレンスは新作「パッセンジャーズ」でクリス・プラット、ジェニファー・ローレンスらと共演している。(BANG Media International)