「24」のキーファー・サザーランド、銃を突き付けられた経験を明かす

 キーファー・サザーランドは銃を突き付けられた経験があるそうだ。およそ11年前に犬の散歩中。2人の男に銃を突き付けられたというキーファーだが、その当時は自分の身よりも犬のことを心配していたそうだ。

 キーファーはUsウィークリー誌に「11年くらい前に犬の散歩中、2人の男に銃を突き付けられたんだ。地面に倒されて、ここで死んだらたまんないなって思ったね」「その男達に言った唯一の言葉は『お願いだから犬は撃たないでくれ』ってことだったよ」と当時を振り返った。

 人気ドラマ『24 TWENTY FOUR』では屈強な男ジャック・バウアー役を演じていたキーファーだが、現実世界ではあんな強さは全くないと認め、「ジャック・バウアーを演じるのは大好きだったけど、あれは僕じゃないからね。僕はあんなにタフじゃないよ」と答えている。

 最近ではアルバム『ダウン・イン・ア・ホール』をリリースし、ミュージシャンとしての顔を持つキーファーだが、若い頃は音楽への情熱を追いかけられるほど自信がなかったのだという。「最近『ダウン・イン・ア・ホール』っていうアルバムを作ったんだ。持っていた15から20曲くらいの中から2、3曲ピックアップして始めたんだけど、そこから友人のジュード・コールに連絡して『この曲をレコーディングしたいんだけど助けてくれる?』って聞いたのさ」「俳優が音楽をやるっていうのは悪いイメージがつきまとうだろ。25歳の頃にはアルバムを作ろうなんて考えもしなかったね。臆病過ぎたよ」「曲作りは浄化作用があるから、物事を広い視野で見るのに役立つんだ」

 最新シングル『キャント・ステイ・アウェイ』は情事を歌った曲だとの見方が強いものの、実際にはバーで時間を過ごし過ぎていた頃の自分を歌った曲だそうで、以前に「みんなに『どの女の子のこと?』って聞かれるんだけど、女の子の話なんかじゃないんだ。近くのバーの話で、家に帰らなくちゃいけないのにそっちの方向へ向かってしまっていた時の話なんだよ。よくも悪くもそういう時期があって、2002年か2003年くらいはそこでかなりの時間を過ごしていたんだよ」と説明していた。(BANG Media International)

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