「スリラー」の生みの親ロッド・テンパートンが死去
マイケル・ジャクソンのソングライターとして知られるロッド・テンパートンが66歳で死去した。マイケルの1982年のヒット曲『スリラー』の生みの親でもあるロッドが先週、がんのために他界していたことが5日に発表されたが、葬儀は内々に行われたとザ・ミラー・オンラインは報じている。ワーナー・チャペル・ミュージックのジョン・プラット会長兼最高経営責任者は、「イギリス出身の作曲家でありミュージシャンであったロッド・テンパートンが先週、がんとの闘病生活の末、ロンドン内で66歳でこの世を去りました」「葬儀は内輪で行われました。彼はよく『ジ・インビジブル・マン(透明人間)』と呼ばれたものです」とこの訃報を発表している。
R&Bグループのヒートウェイブのキーボード兼ソングライターとしてキャリアをスタートさせたテンパートンは生前、『オフ・ザ・ウォール』や『ロック・ウィズ・ユー』など多数のマイケルの楽曲を手がけたほか、マライア・キャリーやカレン・カーペンターなどにも楽曲を提供した。
この訃報を受け、クインシー・ジョーンズやナイル・ロジャース、ボーイ・ジョージやザ・ウィークエンドなど多くの著名人から追悼メッセージが寄せられている。(BANG Media International)