ジョン・ボン・ジョヴィ、若手アーティストに苦言
ジョン・ボン・ジョヴィ(54)が「不安」を理由にコンサートをキャンセルする今日のポップスターを批判した。不安神経症により数回のコンサートを中止するに至っているゼイン・マリクや、観客の叫びに嫌気が刺してステージを去ったジャスティン・ビーバーの気持ちは分かるというジョンだが、ファンが自分のステージを見るためにかなりの時間とお金を費やしているという事実にはもっと感謝するべきだとコメントした。
「不安な男性や女性がいる時代だよね。これまでもあったかもしれないのに、今初めて病名を診断されたってことだろうけど」「それは理解できるよ。でもちょっと説教させてもうらうよ。ジェーンという女性はチケットを買うのに3カ月貯金した。そして会場まで電車に乗ってきた。なのにホテル代や旅費、そのために仕事を休んだ分、ベビーシッター代なんかは返金してもらえないんだ。アーティストがショーに姿を現さなかったことでそんな影響を受ける家族が120家族くらいいるってことなんだよ」
そんなジョンは自身が成功した際、家族に車や旅行などをプレゼントしたものの、あまり良い顔をされなかったというエピソードもニュー・ステーツマン誌に明かしている。「うちの家族はそういうことに慣れなかったんだ。今でもあまり嬉しそうじゃないね。たまに嫌そうな顔をしているよ」「『もちろん、欲しいけど』って言うんだけど、いざ手にすると『こんな家大嫌いだ』とか言うんだ。だから僕は『本当?じゃあ住まなくていいから』って言うんだ」「そういうのは僕らが初めではないし、最後でもない。エルヴィスは50年前に通った道だろうし、ハリー・スタイルズは2年前くらいかもね。自分が働いた成果を家族を共有する余裕が出来た時って混乱する時期なんだ。人はお金が人を賢くするとおもっているみたいだけど、それは違うね。お金は人を裕福にするのさ」
(BANG Media International)