ケリー・クラークソン、ニューアルバムを来年6月にリリースへ
ケリー・クラークソンが来年の4月にシングル、6月にアルバムをリリースすることを発表した。2002年にオーディション番組『アメリカン・アイドル』で優勝して以来所属していたRCAレコードからアトランティックへ今年の6月に移籍したケリーは、自分の思い通りに制作できることからこの新作が自身にとって一番のお気に入りの作品となると明かした。
「シングルを4月に出して、6月にアルバムを出せたらいいと思っているの」「私がこれまでやってきた中でお気に入りの作品よ。『アイドル』の契約が終わったから初めて自分でレーベルを選ぶことが出来たしね。『アイドル』以来ずっと作りたいと思っていたアルバムなの」
そう話すケリーは、新作がこれまでの作風とは間違いなく違ったものになると話しており、14年間も歌手として活動しながらも自分らしいサウンドとは何かをファンが知らないことは不思議な気分だと続ける。「まだ制作過程にあるけど、もうけっこうな数の曲が出来ているし、それをライブで歌うのが待ちきれないわ」「最高の曲ばかりよ。こんなに長くキャリアがあるけど、だれも(私のサウンドを)まだ知らないというのは変な気分よ。だからすごく良いものになると思うわ。間違いなくこれまでとは違うチャプターになるわね」
新作にはアレサ・フランクリンやマライア・キャリー、ホイットニー・ヒューストンやティナ・ターナーからの影響を受けているとピープル誌にケリーは明かした。「まさに私の性格を表していると思うわ。『アイドル』を見ていた人が私に予想していたものになると思うの」「アレサの曲はずいぶん歌ったし、ティナやマライア、ホイットニーも大好きよ。これこそみんなが最初に期待していたものだと思うの」「今までやった曲も全て好きだけど、この作品は中学の時から私が培ってきたものよ。中学の時の音楽がまたはやりになってきているの。私が高校時代に聞いていたR&Bを今の15歳が聞いているみたいにね」(BANG Media International)