たけし S・スピルバーグから「将来大物になる」 「情けなかった」

 ビートたけし(69)が19日、TBS系の「新・情報7days ニュースキャスター」に出演し、米映画監督のスティーブン・スピルバーグ(69)から「将来大物になる」と言われたことを明かした。たけしは「情けなかった」と額を押さえた。

 番組では、たけしが米映画「GHOST IN THE SHELL」(来春公開)に出演し、22年ぶりに米映画に出演したことを紹介。13日には東京都内で開かれた同映画のイベントに主演の米女優スカーレット・ヨハンソン(31)と出席した映像も流し、ヨハンソンがたけしについて「これだけ素晴らしい偉大な方と仕事をする時は、一歩下がって彼の仕事を観察することだと思う」などと尊敬の念を持っていることを伝えた。

 ヨハンソンについて安住紳一郎アナウンサーから聞かれたたけしは「プロだね」と感嘆。ヨハンソンが短い距離を歩く際の撮影に触れ、「カメラが4カメくらいあるかな。何テイクしたかな。8回くらい。どこが悪いのかぜんぜん分からない。32カット」などとこだわりの強さを語った。

 同映画はスピルバーグが創立した「ドリーム・ワークス」の制作。たけしは「スピルバーグが俺のラッシュを見て『この日本人は将来大物になるぞ』と。情けなかった」と苦笑い。関係者が「これはタケシ・キタノだ」とスピルバーグに告げ、スピルバーグは「そうか」と漏らしたという。

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