ロジャー・ムーア「007」出演の可能性に言及
ロジャー・ムーア(89)が過去に主役のジェームズ・ボンドを演じた「007」シリーズへまた出演する可能性もあるようだ。1973年から1985年にかけてボンド役を務めたロジャーは、特に出演の予定があるわけでもないものの、カメオ出演を頼まれたら断らないと口にした。
ロジャーは1962年から1983年にかけてボンドを演じたショーン・コネリーと現在のボンド役としておなじみのダニエル・クレイグを称賛しており、ショーンがいなければシリーズが6作以上続くことはなかっただろうとしている。
ロンドンのサウスバンク・センターでロジャーは「もちろんショーンが最高のボンドだよね」「彼は間違いなく適役だったし、あの役に正しいパーソナリティーを吹き込んだんだ。そうでなければ、彼が最初にやった6作以上ボンドが続くことはなかっただろうよ。彼はとてつもなく素晴らしいボンドだったからね」「でも今日の僕たちは、ダニエル・クレイグがいてラッキーだと思うんだ。だって彼も素晴らしいからね。いつもショーンは殺し屋のように見えると言っているけど、ダニエル・クレイグもとどめを刺すだろうさ」「『007 カジノ・ロワイヤル』を見た時、ダニエル・クレイグは最初の7分間で僕が出演した7作でやった分以上のアクションをこなしたと思うよ」と語っていたとスカイ・ニュースは伝えている。
そんなダニエルの後任としてロジャーは先日、『風の勇士 ポルダーク』のエイダン・ターナーを推していた。(BANG Media International)