ナタリー・ポートマン、父から女優を反対されていた
ナタリー・ポートマン(35)は父から女優になることを反対されていたようだ。若干11歳の頃から映画界でのキャリアを目指していたというナタリーだが、その決断は両親に良く思われていなかったそうで、女優を始めてから数年たっても、もっと「満足感を得られる」と考える父親から法律学校に進んで「教授か医者か弁護士」になることを勧められていたという。
ヴァラエティ誌に掲載されたミシェル・ウィリアムズとの対話でナタリーは「最近誰かが、11歳の時に大好きなことを考えてみて。喪失感を感じている大人は、その頃の気持ちを取り戻す努力をしろって言っていたわ。それが11歳とピンポイントで指しているところがおかしいわ。だってそれが始まりの歳だとされていて、それこそ私が始めた歳なんだもの。自分が本当に好きなことを本能的に感じとる年頃なんじゃないかと思うわ」「なぜ私が女優になりたかったのかは分からないの。だって家族の中に演技をしていた人なんて誰もいなかったわ。私の家族は真面目な学業重視で、文学的なことや学業的なことしか受け入れられないような一族だったわ。教授か医者か弁護士を求められたの。私の父は私が25歳の時に『そろそろ法律学校か大学院に行くじきじゃないか』って言ってきたの。別に俳優業が悪いと言っているんではなかったんだけど、『知的生活のようなものを持った方が満足感が得られると思うぞ』って言ってたわ」「だからそういう家族で育った私には『これこそ私がやりたいことで、愛情を持っていること。すごく楽しんでいること』って言い切るまでには時間がかかったわ」と語った。
ヘブライ語の伝記『ア・テイル・オブ・ラブ・アンド・ダークネス』の映画化作では、主演だけでなく脚本も執筆し、監督までも務めたナタリーは、そんな父の考え方が監督の道に進むきっかけになったと続けた。「特に私が監督をやると決めた時、私はとにかく真剣だったわ。間違いなく何かほかのことにトライする気にさせてくれたわね。だって自分のやっていることから何かを学んでいると感じたときや、新たな世界に挑戦している時って、もっと満足感を得られると感じるの」(BANG Media International)