アンバー・ハード、ドメスティックバイオレンス被害者に呼びかけ

 アンバー・ハード(30)がドメスティックバイオレンス被害者に対し、加害者に立ち向かうよう呼びかける書簡を発表した。ジョニー・デップとの離婚騒動の当初、ジョニーから「言語および肉体的な暴力」を受けたと主張しながらも後にその訴えを取り下げていたアンバーが、同じような環境に暮らす女性達に強さを持ち、一緒に立ち向かうことを呼びかけるオープンレターを綴った。

 ピープル誌の12月に号に掲載されたその書簡でアンバーは「あなたは1人じゃない。閉じられたドアの向こうでは1人で苦しんだかもしれないけど、あなたは1人じゃないから。それを知る必要があるわ」「そしてあなたには強さがあり、静かながらもあなたの後ろについている数々の女性達の強さがあることを思い出してほしい。それこそ私もかつて立っていたそのドアを打ち砕くことができた真実なの」と訴えている。

 そしてアンバーは経験を口にする女性はたいてい「敵意と疑念、恥」にさらされるものの、そのことで告白を戸惑うべきでないと続けている。「真実から始めましょう。冷たく辛い真実から。女性が不当さや苦しみを明かそうとすると、助けや尊敬心、支えではなく、敵意と疑念、恥にさらされるでしょう」「その動機に疑いをもたれ、真実は無視される」「打ち明けることは本当の強さが必要なことよ」「声を上げ、自分のためと真実に立ち向かうこと、そして『1人』でそれを実行することは容易ではないわ」

 そしてアンバーは「依存という重荷」を欲しいと思ったことはないとして、被害者扱いされることがひどく困難であると明かした。「私は独立した自分を頼りにする人間になるように育てられたわ。依存という重荷を与えられたこともなければ欲しいと思ったこともないの。誰かが助けにくるだろうとか助けられると感じたこともないから、自然と『被害者』のレッテルを貼られることを不快に感じるの」

 そしてアンバーは沈黙の中苦しむ女性達に対し、「1人ではない」ことを強調してその書簡を締めくくっている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス