マライア・キャリー、年越しイベントの大失態の原因調査を要請
マライア・キャリーが自身の出演した年越しイベントの大失態の原因調査を要請しているようだ。ニューヨークのタイムズスクエアで行われた年越しイベントで、パフォーマンスの際になぜ音響機材のトラブルがあんなにも起きたのか原因を見つけるよう、マライアは自身のチームに調査を依頼したと報じられている。
ある関係者はザ・サン紙に対し「マライアはすごく怒っていて、ここ数日間ずっと落胆しています」「彼女はこのことをそのままにするわけにはいかず、誰かが自分への妨害工作を行ったと思っています。マライアはこの出来事を調査するべく、調査チームを立ち上げていますよ」と語る。
マライアのマネージャーであるステラ・ブロコニフ氏は、マライアがパフォーマンスを台無しにされたと考えている年越しイベントの制作を担当していたディック・クラーク・プロダクションズに対し手紙を送っておりその中では次のように綴られていたという。「あなたたちは彼女のインイヤーが正常に動いていないことを知っていました。制作チーム全体が彼女のためにちゃんとセットしなかったのです」「マライアはステージ上でも彼らにそのことを伝え続けていました。それにも関わらず彼らはマライアを無視し続けたのです。彼女はあなたたちとの契約を成し遂げることで非難を受けることになったのです。私は彼女をステージから下ろしてあげるべきでした。これは妨害工作です」「私たちはステージ・マネージャーたちにインイヤーが作動していないことをパフォーマンスの10分前に伝えました。それから彼らは電池をかえてくれましたがショーの4分前になってもそれは作動していなかったのです。私たちは再びそのことを伝えましたが、テレビが生放送になればそのインイヤーが動くとマライアに伝えたんです。そんなことは起きませんでした。その時点でマライアはインイヤーをとりましたが、観衆の声で演奏が聞こえなかったのです」「ショーのあと私は(ディック・クラーク・プロダクションズの)マーク・シメルに電話して『なんでこんな酷いことが起きたの?』と尋ねました。すると彼は『後で電話をかけなおします』といってその後彼は私に電話をしてきて『インイヤーが作動していなかったようです』と認めたんです。そして私に共同声明文を一緒にだすかどうか尋ねてきました。私は『そんなわけないでしょ』と答えました。そして彼に西海岸での放送を取りやめるよう頼みましたが、それはできないと言われました。どんな形でも目玉が欲しいのではなければこんな音響機材のトラブルに見舞われたパフォーマンスなどを放送したくはないだろうといいました。アーティストに対して親切ではありませんね。特にマライアは大晦日にファンに自身のショーをプレゼントするために休暇を削っていたというのに」
しかしディック・クラーク・プロダクションズ側はマライア側の主張を真っ向から否定している。同社が発表した声明文には「音楽番組の制作会社としてアメリカン・ミュージック・アワード、ビルボード・ミュージック・アワード、ニューイヤーズ・ロッキン・イブ、アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワードなどを手掛けてきたディック・クラーク・プロダクションズが意図的にアーティストの成功を妨害したなどということは、中傷であり、無礼であると同時に不合理であるとしか言いようがありません」「テレビの生放送中に機材のトラブルが起こることはごくまれにありますが、最初に行われた調査の段階ではキャリー氏の年越しイベントのパフォーマンスでおきた問題に我々は一切関係ないと示しています」と綴られていた。
(BANG Media International)