ユアン・マクレガーが先日行われた反トランプデモを批判したピアーズ・モーガンが司会を務める『グッドモーニング・ブリテン』への出演を拒否したようだ。女性を軽視する発言をたびたびしてきたドナルド・トランプ米新大統領に対し、女性の権利を訴えるための抗議活動「ウィメンズマーチ」が大統領就任式の後に行われた際、ピアーズが批判的なコメントをしていたことを受け、ユアンは同番組への出演を断ったのだという。

　ことの発端はピアーズがデイリー・メール紙に今週に入り寄稿した記事の中で「凶暴なフェミニストたちによって世界の男性たちが無力化されているため、メンズマーチを計画している」と綴ったことで、この記事の内容は物議を醸していた。

　そして２４日の朝、同番組でピアーズからインタビューを受けることになっていることに気がついたユアンは、急遽出演を中止したのだという。ピアーズはそのことについて「ユアン・マクレガーが本日の番組のメインゲストだったのですが、出演しないことに決めたようです」とコメントしていた。

　ユアンはすぐに自身のツイッターで「『グッドモーニング・ブリテン』に出演することになっていたんだけど、ピアーズ・モーガンが司会だって知らなかったんだ。彼のウィメンズマーチのコメントをみたから今度一切彼と一緒に仕事することはないね」とその理由を説明したが、ピアーズはこのユアンのツイートに対し「真の男なら番組に出演して僕と討論すればよかったじゃないか。腰抜けのように逃げるのではなくね」「マクレガーとウィメンズマーチについて話す予定なんてなかったけど」「今日のユアン・マクレガーの行動についてコラムを書くことにするよ。まあ彼にその記事を送って承諾を得ることができればだけど」と反撃していた。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）