エルトン・ジョン、ミュージカル版「プラダを着た悪魔」の音楽担当に
エルトン・ジョンがブロードウェイミュージカル版「プラダを着た悪魔」の音楽を担当するようだ。ローレン・ワイズバーガーの2003年の同名小説とメリル・ストリープが厳しく横暴な編集長ミランダを好演した06年の同名映画を基にした新作ミュージカルで、エルトンは劇作家・作詞家・作曲家のポール・ラドニックがタッグを組んで曲を制作しているという。
同作品への参加において、エルトンは「『プラダを着た悪魔』をミュージカルのために再び想像するなんて本当に興奮しているよ」「本と映画両方ともの大ファンだし、ファッションの世界が大好きだからね」と興奮を隠し切れない様子だ。
エルトンはこれまでにも97年の「ライオン・キング」や08年の「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」のミュージカルの音楽も手掛け、いずれもトニー賞を受賞している。
プロデューサーのケヴィン・マッカラムとフォックス・ステージ・プロダクションズのボブ・コーエンは、「プラダを着た悪魔」のミュージカル化でエルトンと「アダムス・ファミリー」「天使にラブソングを」にも携わったポール以外の人物は考えられなかったとしている。「『プラダを着た悪魔』を舞台化するにあたって、ストーリーに登場するキャラクターたちのように独自なアーティストを見つける必要があるとわかっていました」「音楽のみならずドラマやファッションを幅広い範囲で発信するアーティストが必要だったのです」「エルトン・ジョンとポール・ラドニックの2人の名前しか浮かびませんでした」
キャストやブロードウェイでの上演時期はまだ発表されていない。(BANG Media International)