ビヨンセ妹ソランジュ、グラミー賞に苦言!
ビヨンセの妹ソランジュが今年度のグラミー賞でビヨンセが最優秀アルバム賞を受賞できなかったことに対して怒りをあらわにしている。現在は削除されているものの、ソランジュは自身のツイッターで1997年以来黒人アーティストはたった2人しか最優秀アルバム賞を受賞していないとして苦言を呈した。「最優秀アルバム賞を授賞した黒人アーティストは過去20年間でたったの2人よ。これまでに200人以上の黒人アーティストたちがパフォーマンスを行ってきたというのに」
実際のところ過去20年の間にローリン・ヒル、アウトキャスト、故レイ・チャールズ、ハービー・ハンコックら黒人アーティストたちが同賞を受賞していることからソランジュの発言は事実と異なるが、ビヨンセのアルバム『レモネード』がアデルのアルバム『25』よりも低く評価されたことに対し怒りをあらわにした。
12日に行われたグラミー賞授賞式でアデルは最優秀アルバム賞を受賞した際、その授賞スピーチの中でビヨンセが同賞を受け取るべきだったと発言したことも、ソランジュをより怒らせる原因になってしまったようだ。アデルは授賞スピーチの中で「この賞を受け取ることはもしかしたらできないかもしれないです」「本当に光栄ですし、感謝していますが、私の生涯のアーティストはビヨンセであり、このアルバム、『レモネード』が私にとっては非常に大きなものなのです」と語っていた。
(BANG Media International)