ロバート・パティンソン、撮影で生きた幼虫を食べた!?

 ロバート・パティンソンは新作『ロスト・シティ・オブ・Z』で生きた幼虫を食べたシーンがあったというが、結果的にカットされてしまったそうだ。チャーリー・ハナム演じるイギリス人冒険家パーシー・ハリソン・フォーセットが20世紀初頭、アマゾンでそれまで知られていなかった古代の都市を発見する姿を描いた同作で、ヘンリー・コスティン役を演じているロバートは、その役作りのためにひげを生やしただけでなく、監督のジェームズ・グレイが求めるものなら生きた幼虫まで食べてみせたというが、その勇敢さは無駄となってしまったようだ。

 メトロ紙とのインタビューでロバートは「あれは気持ち悪かったね。幼虫とかを食べていたんだ。でも指定基準をさげるために結局そのシーンをカットしなくちゃいけなかったと思うよ」と明かした。

 そしてその役を演じるために伸ばしたひげについて「本物のヘンリー・コスティンはヴィクトリアン調なドラマチックな髭があったんだ。でも僕がそれをやったら(俳優の)ノエル・カワードみたいになっちゃうと思ったから、8カ月間伸ばし続けて完璧な髭面にしたんだよ。あれは酷かったね。そのせいで顔中が内生毛だらけになってしまったんだ」

 コロンビアでの撮影中数々の危険な生物に出くわしたというが、幼虫を食べてしまうほど虫は平気なロバートも、ホテルの部屋に虫が入ってきた時はパニックに陥ったという。「川にはカイマンが生息していて、僕とチャーリーはそのそばで泳いでたんだ。スタッフの1人はマムシに顔を噛まれていたよ。ジャングルには危険な生き物がたくさんいたけど、心配なんかしないんだ。でもホテルに帰ってきて部屋にアリが入っているのを見たら仰天したよ」

 「トワイライト」シリーズなどで知られるロバートは今回チャーリー演じるフォーセットの補佐役に回ったことで、色々なことを試す機会が得られたと感じているそうだ。「メインでないと色々なことが出来るんだ。話の中心からそれちゃいけないっていう責任がないから、もっと発展させたり試したり出来るんだよ」

(BANG Media International)

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