ザ・シャーラタンズ、新作アルバムでポール・ウェラーやジョニー・マーとコラボ!
ザ・シャーラタンズは新作アルバムでロック界の重鎮ポール・ウェラーやジョニー・マーらとコラボするようだ。
フロントマンのティム・バージェスがニューアルバム『ディファレント・デイズ』に参加する豪華な面々をBBCラジオ・シックス・ミュージックの出演時に明かした。
ポールがヴォーカルとピアノで参加している楽曲『スピニング・アウト』は、数年前にポールが空港にいたティムに曲に送り、その場ですぐにティムが詞を書いて出来上がったそうだ。また、大先輩であるポールはティムのボスのように振舞うことがあったものの、ティムは音楽の伝説からそうされることに不満は抱かなかったという。
「ポール・ウェラー。僕らはポール・ウェラーと一緒に曲を作ったんだ」「僕らはかなり長い間そうしたいって願っていたけど、最高じゃなきゃだめなんだ。タイミングが大事だよ。だから、このタイミングは完璧だったね。ザ・シャーラタンズのスタジオとサリーのブラック・バーン・スタジオでやったんだ」「最高の経験だったし、ポールはちょっと僕をこき使ったんだ」「彼は3年前くらいに数曲送ってきて、僕はそのとき空港にいたんだ。その中の1曲を聴いて、搭乗を待つ間に詞をその場で書いたんだよ」「その詞をポールに送って、気に入ってくれたんだ。かなり感動的だったね」「奇跡のような瞬間だった」「彼が僕を目の前で歌っていたとき、彼は仕事するのに最高の人で、こき使われるには最高の人だよ」
一方のジョニーは、アルバムと同名タイトルの『ディファレント・デイズ』をはじめとする『プラスティック・マシーナリー』『ノット・フォーゴットン』の3曲に参加しているという。
さらに、アルバム『ディファレント・デイズ』には、ザ・シャーラタンズのドラマー、ジョン・ブルックスが2013年に逝去した後、ライブでのドラマーを務めている元ザ・ヴァーヴのピーター・サリスベリーが参加しているほか、ニュー・オーダーの2人スティーヴン・モリスとジリアン・ギルバートも登場するという。
ティムはそれぞれの参加アーティストについて「ジョンが亡くなった後、その後任は決めないって決めたんだ。だから、ライブで一緒にプレイするとき一番に声をかけるのはピーター・サリスベリーなんだ。彼は僕らの一番のゲストさ」「もっともっと曲を書き始めた時、スティーヴン・モリスと一緒にプレイしたいっていうのがはっきりしたんだ。だから、結局7曲にスティーヴンが参加して、ニューオーダーのジリアンが1曲やったんだ。それで、ラムチョップのカート・ワグナーがカメオで参加して、ファクトリー・フロアーのニック・ヴォイドがヴォーカル関連で参加したよ。それに、ザ・ブライアン・ジョーンズタウン・マサカーのアントン・ニューコムとジョニー・マー。ジョニーは1999年から知ってるから、ザ・シャーラタンズのレコードでコラボすることもできたんだけど、彼がスタジオにちょっと遊びにくるときに、僕がギターを持ってきてと言って、それで3曲参加することになったんだ」と続けた。
2015年のアルバム『モダン・ネイチャー』に続く新作アルバム『ディファレント・デイズ』は5月26日にリリースされる予定だ。(BANG Media International)