ラッセル・クロウとデヴィッド・オイェロウォ、新作で共演か?
ラッセル・クロウとデヴィッド・オイェロウォが新作伝記映画「アーク・オブ・ジャスティス」で共演する可能性が出てきた。ケビン・ボイル著作の書籍「アーク・オブ・ジャスティス:ア・サガ・オブ・レイス、シビル・ライツ・アンド・マーダー・イン・ザ・ジャズ・エイジ」を基にしたこの法廷ものにラッセルとデヴィッドは出演するようだ。ヴァラエティによれば、デヴィッドはすでに正式に契約を結んでおり、ラッセルも契約間近だという。
デヴィッドは「グローリー/明日への行進」、ラッセルは「インサイダー」でそれぞれ伝記映画に出演した際にアカデミー賞にノミネートされた経験を持つ。
デヴィッドは今秋に海外で公開予定の「クローバーフィールド」第3弾に出演しており、ラッセルは7月28日より日本公開予定の「ハムナプトラ」リブート版「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」にヘンリー・ジキル博士とその別の顔ハイド氏役で登場する。
『アーク・オブ・ジャスティス』は1925年、白人居住地区に家を購入したアフリカ系アメリカ人のオサイン・スイート医師(デヴィッド)が、白人集団の襲撃から家を守ろうとしたことで殺人容疑をかけられてしまう。人種問題を巡る裁判の中でクラレンス・ダロウ弁護士(ラッセル)はスイート医師を守るため戦うことになる。ダロウ弁護士は1925年に行われた進化論教育が問題となったスコープス裁判などで知られるアメリカで最も有名な弁護士の1人であり、1960年作『風の遺産』ではスコープス裁判がテーマとなっていた。ドラマ『ナルコス』の監督として知られるジョゼ・パジーリャがメガホンを取る新作の脚本には『GODZILLA ゴジラ』のマックス・ボレンスタイン、テレビアニメ『ブーンドックス』のロドニー・バーンズが参加している。またマーク・ゴードン、ハーク・コック、ボレンスタイン、MGCのマット・ジャクソンらがプロデューサーを務める予定だ。(BANG Media International)