プリンスの6人兄弟が相続人に
故プリンスの財産において、6人の兄弟が相続人として認められた。ペイズリー・パークの自宅でプリンスが死亡しているところを発見されてから約1年が経った今、カーバーの地方裁判所がプリンスの妹タイカ・ネルソンと半分血のつながった兄弟5人をプリンスの財産の相続人であると判決を下した。
プリンスが遺書を書かずして他界しただけに、たくさんの人々が財産を受け取る権利を主張してきており、ほとんどのケースが認められていないものの、いまだにいくつかのケースは審議中の状態だ。アクセス・ハリウッドによれば、裁判官は「プリンスの財産が正式な裁判所命令なしに分配されることはない」として、今回の相続人の認定がほかの審議中のケースに影響を及ぼすことはないと強調しているという。
遺書などが用意されていなかったとはいえ、タイカは以前、プリンスは自身の死を予期しており、最期への準備をしていたと話していた。「3年前にプリンスが電話してきて、『やれることは全部やったって思うんだ』って言ったの」「父とプリンスはいつもこういうことを言うのよ。彼は(自分が死ぬってことを)知っていた。そして、彼は私にその準備をさせてくれた。本当に明らかだったわ。彼はいかなければならなかったの。彼は疲れてたわね」
フェンタニルの過剰摂取で死亡したプリンスは、自身の正体を隠すために使った偽名ピーター・ブレイヴストロングという名宛に処方された薬を服用していたことがわかっているほか、警察当局が薬の入ったバッグ、封筒、スーツケースが自宅から見つけたと報じられていた。(BANG Media International)