ボンドガールのモリー・ピーターズ死去、75歳

 『007 サンダーボール作戦』のボンド・ガールとして知られるモリー・ピーターズが死去した。75歳だった。

 ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じた1965年作『007 サンダーボール作戦』にモリーは看護師パトリシア・フィアリング役で出演していたことで有名だ。

 そんなモリーがこの世を去ったことが30日に明らかになったが、その死因については明かされていない。「007」シリーズの公式ツイッターに投稿された声明文には「モリー・ピーターズが75歳で亡くなったことを悲しく思っています。ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます」と綴られている。

 モリーは「007」シリーズの中で初めて肌をあらわにしたボンドガールであり、当時は同作品を成人向け映画に指定するべきだという意見も出るほど物議を醸した。そのため 全英映像等級審査機構(BBFC)からの要請で幾つかのきわどいシーンをカットされることになった。

 『007 サンダーボール作戦』でその名を知られたモリーだったが、その後映画作品へ出演したのは、1968年公開ジェリー・ルイス主演の『ドント・ライズ・ザ・ブリッジ、ローワー・ザ・リバー』の1作品のみである。

 つい先日には元ジェームズ・ボンド役をつとめていたロジャー・ムーアがスイスでがん闘病の末に他界したばかりだ。

(BANG Media International)

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