トム・クルーズは子どもの時、１９３１年に公開されたボリス・カーロフ主演のオリジナル版『ミイラ再生』を見て恐怖で震え上がったのだという。トムはそのリブート版となる、ユニバーサルスタジオのダーク・ユニバース・シリーズ第１弾『ザ・マミー／呪われた砂漠の王女』で海軍特殊部隊員タイラー・コルト役を演じている。

　子どもの頃にオリジナル版を見た時、ボリスの迫真の演技が非常に恐怖を抱き、姉妹たちの部屋で一緒に寝た思い出を鮮明に覚えているというトムは、同役のオファーを受けた際、すぐに引き受けることを決めたという。英ＴＶ番組『ディス・モーニング』のインタビューでトムは、「３０年代のボリス・カーロフ主演版は大好きだったよ。僕の３人姉妹は１部屋を共有していたんだけど、僕は男の子だったから１人部屋だったんだ。でもあの映画を見た後は、あんまり怖かったから、こっそりみんなの部屋に行って寝たんだ」と振り返っている。

　同新作では、ソフィア・ブテラが呪われた王女アマネット役を演じており、「新作は全く新しい新鮮でモダンな仕上がりになっているよ。ソフィアは美しく、力強く、恐怖を抱かせるとともに非常に魅力的なんだ。彼女と一緒にいたいと思うと同時に恐れてもいるのさ」とトムは続けている。

　今回もトム自身がスタントもこなしている同新作には、アナベル・ウォーリス、ラッセル・クロウ、ジェイク・ジョンソン、コートニー・Ｂ・ヴァンスなども顔をそろえており、来月２８日日本公開予定だ。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）