トム・クルーズ、『卒業白書』共演者との激しい恋

 トム・クルーズが、『卒業白書』で共演した女優レベッカ・デモーネイと当時熱烈な恋愛関係にあったことが明らかになった。

 共演者のカーティス・アームストロングが自身の回顧録の中で、1983年公開の同ポール・ブリックマン監督作の撮影中、当時19歳だったトムとレベッカが交際していたことを明かした。間もなく発売予定の回顧録『リベンジ・オブ・ザ・ナード』の中でカーティスはこう綴る。「撮影当時、2人が付き合っていることは周知の事実だった。ある晩遅く帰ると、トムの部屋の前に10代後半の女の子たちが列を作っていた」「僕は彼女達がトムのお祈りの時間を邪魔したら彼が怒るだろうと咄嗟に思ったものだ。だから精一杯の厳格さをもって彼女達に声を掛けた」「女の子たちはしばらく僕を見つめていたけれど、そのうち部屋のドアが開いて中から別の女の子が髪をなおしながら出てきた。そして今度は先頭に並んでいた女の子がトムの部屋に入っていった」「どうやらトムは成功の秘訣ともいえる、遊びと学びの両立を当時からうまくやっていたようだ」

 『卒業白書』は、トム演じるジョエルが、両親の留守中にレベッカ演じるラナを家に招き入れるところから始まる。翌朝ラナからの請求書に驚いたジョエルは、手っ取り早くお金を稼ぐため自宅で売春パーティーを開く。

 撮影当時23歳だったレベッカは、かなり年上の俳優ハリー・ディーン・スタントンと既に交際していた。トムとの交際が真剣なものでなかったものの、嫉妬心が垣間見えたとカーティスはこう綴る。「ハリー・ディーンの宝物はトムによって奪われた。トムは彼のことを長居しすぎるゲストと呼び始めていたと思う」

(BANG Media International)

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