マライア・キャリー わがままな態度で出演が白紙に?
新作映画『ザ・ハウス』にカメオ出演する予定のマライア・キャリーだったが、自身の自分勝手な振る舞いにより、その出演シーンをカットされていたようだ。
同アンドリュー・J・コーエン作でレジー・ヘンダーソンを演じるセドリック・ヤーブロー(44)は、マライアが撮影に4時間遅刻してきたうえに、脚本通りに撮影することを拒んだとフェイスブック上で明かした。
その書き込みは今では削除されているが、内容は次の通りである。「マライアを待つ間、彼女の代役を立てて撮影を行うという話になった。全てはうまくいったけど、マライア本人が到着したとき、彼女はそれに合せて演技することを拒み始めた。『監督、こんなの私のやり方じゃないわ』ってね。俺は確かに彼女がそう言ったのを聞いたよ。彼女は髪がきれいになびくよう大型送風機を用意させ、カメラも上からのアングルでとの要求を出した。つまりクレーン撮影ってことだ。彼女はプロ失格で、要求に応えようとしていた監督に対しても失礼な態度だった」「『ヴィジョン・オブ・ラヴ』の頃のマライアが懐かしいよ。もっとプロ意識を持ってくれよな」
同じく共演者のロブ・ヒューベルは、エンターテイメント・ウィークリーのラジオにて、こう話していた。「彼女は自分が殺されるという役どころが気に入らなかったらしい。『銃で撃たれて死ぬなんて納得いかない。いっそワンダーウーマンみたいに弾を弾き返すっていうのはどうかしら?』ってね」「それに対して撮影スタッフは、『マライア、もう時間がないんだ。君にはもう出演料を払っているし、撮影は今日中に終わらせなければいけない。ただちに取り掛かってくれ』と答えるしかなかったよ」
プロデューサーで同作の出演者の1人でもあるウィル・フェレル(49)は、21日に出演したトーク番組『レイトナイト・ウィズ・セスメイヤー』にて言葉を濁しながら次のように語っている。
「予定通り撮影が行なわれなかったって話があるよね。マライアは確かにセットに来て、起こったこともあれば、行われなかったこともあるってことさ」
映画は30日に公開予定だが、マライアの出演シーンは最終的にカットされたと言われている。(BANG Media International)