「アメリカン・アイドル」の審査員としてモトリー・クルーのニッキー・シックスが候補に挙がっているようだ。リブート版となる同番組に向けてはすでにケイティ・ペリーの出演が決定しており、ライオネル・リッチーの参加もほぼ確実とみられているところだが、３人目の審査員としてニッキーに白羽の矢が立っていると言われている。

　複数の関係者がTMZに話したところによれば、以前に明らかになっていたケイティの２５００万ドル（約２８億円）というギャラに対し、ライオネルは３００万ドルから５００万ドル（約３億４０００万円から５億６０００万円）で同意に至ると見られており、ニッキーはさらに低めの金額でオファーをされているようだ。

　そんな中、司会に向けてはライアン・シークレストが放送局であるABCの重役たちと引き続き交渉中だ。同オーディション番組でこれまで司会を務めてきたライアンは、１０００万ドルから１２００万ドル（約１１億円２０００万円から１３億５０００万円）のギャラで同意したようだが、製作総指揮という肩書きを求めているようでそれについて話し合いを進めているところだと関係者らは明かす。局側はケイティもその役割を求めていたものの断った経緯があるため、ライアンにだけ応じるということはできないとしていたというが、ライアンの出演を確実にするためになんらかのかたちでその問題点を解決するものと見られている。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）