デビッド・ボウイとクイーンの未発表曲はロックンロール!?
デビッド・ボウイとクイーンの未発表曲はいわゆる「ロックンロール」であると、元ツアークルーの一人が明かした。ピーター・ヒンスは、1981年にリリースされたデビッドとクイーンのコラボ曲『アンダー・プレッシャー』時代のクイーンのツアークルーだった。
ピーターの新書『デビッド・ボウイ:アイ・ワズ・ゼア』によると、デビッドとクイーンは『アンダー・プレッシャー』だけでなく何曲かを共に作っていたのだという。
ガーディアン紙が入手したピーターは新書の抜粋には「(デビッドとクイーンは)共に作った何曲か、そしてカバー曲を披露していました。スタジオでジャムセッションしながらレコーディングしていたのです。『オール・ザ・ヤング・デューズ』『オール・ザ・ウェイ・フロム・メンフィス』その他ロックのクラシックといった類の曲です」と綴られている。
さらにピーターは同紙に、デビッドとクイーンのフレディ・マーキュリーのデュエットには強力な何かがあったと明かす。「フレディーとデビッドが一緒に歌っているものがありました。いわゆるロックンロールの曲です。加工されていない生の、それでいて素晴らしいといった感じの曲です」
クイーンの関係者らはそれらの楽曲群についてコメントを拒否しているものの、クイーンのギタリスト、ブライアン・メイは最近1982年のアルバム『ホット・スペース』に入っている『アンダー・プレッシャー』レコーディング時の2人の様子について語っていて、その当時作ったまだ日の目をみていない曲があることを明かしていた。「僕たちは全員ませたガキだったしデビッドはとても、、力のある存在だった」「フレディーとデビッドは疑いもなくぶつかってた。スタジオ内でのことだけどね。ヒートアップして、ま、だからこそ良いものができるんだけど」「誰がスタジオに最後に着いたかといった、ささいなことも含め、くだらない事や素晴らしいことがあった。今では僕の思い出の中では素晴らしいものばかりだけどね」「あのときのセッションで作った曲は全部が全部世に出てるわけじゃないよ」(BANG Media International)