ソフィア・コッポラ、主役起用のため友人から聞き込み調査!?
ソフィア・コッポラは自身の最新監督作『ザ・ビガイルド』でコリン・ファレルを起用するにあたり、自身の女友達やゲイの友達にお気に入りの俳優の聞き込み調査を行っていたそうだ。リメイク作『ザ・ビガイルド』のオリジナルとなる1971年公開のドン・シーゲル監督作『白い肌の異常な夜』では、南北戦争を舞台に、クリント・イーストウッドが演じる北軍の負傷兵ジョン・マクバニーが、南部同盟の女学校で看護を受けるも、あらゆる年代の女性が集まった女の園で生まれる嫉妬や裏切りに巻き込まれていく様が描かれている。
コリンをマクバニー役に抜擢する前にソフィアは、セクシーでありつつその緊張感を観客に訴えることができ、さらにスクリーン映えするのはどの俳優かということについて友人たちに聞いてみたのとタイム・アウト・ロンドン誌に語った。「私は女友達やゲイの男友達に誰が好きかって聞いたの。その両方に人気のある俳優を起用したかったから。そこがこの作品のターゲット層だと思ったのよ」
コリンの他、ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、アンガーリー・ライスなどがキャスト陣に名を連ねている『ザ・ビガイルド』だが、ソフィアはコリンが多くの女性たちとちょっと違った雰囲気の撮影を楽しんでいたと話している。「(撮影現場は)たいてい男性の方が多いものだからとっても楽しかった。コリンはかっこうの的だったの。本人も女性陣に囲まれて過ごすのを楽しんでいたと思うわ。私たちはコリンをネタにからかっていたんだけどね。素晴らしい俳優よ」(BANG Media International)