ベン・アフレック、「トリプル・フロンティア」降板
ベン・アフレック(44)がスリラー映画「トリプル・フロンティア」を降板することが明らかになった。
ヴァラエティ誌によると、ベンはスケジュールの都合で出演が見送られたトム・ハーディとチャニング・テイタムの後に主演候補として有力視されていた。当初5月に撮影開始とみられていた同作だが、2人の降板により、映画の製作自体が危ぶまれていた。
デッドラインが4月に報じたところによると、J・C・チャンダー監督はマーク・ボールによる脚本を改稿していたが、それらの変更点がトムとチャニングにとっては不評だったようだ。
パラマウントは「製作に関する方向性の違い」を理由にすでに限られている予算を大幅に加算することはないとして、製作にストップをかけていた。またこの企画を持ちかけた故ブラッド・グレイがすでに同社にいないことから、お蔵入りする可能性が高いとみられている。
キャストにマハーシャラ・アリ、アドリア・アルホナらを迎える予定となっていた『トリプル・フロンティア』は、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルの3カ国が接している南米の国境地帯を舞台に物語が描かれる。
このような変更がなされるのは初めてではなく、同作は今までに監督として起用が決定していたキャスリン・ビグローの他、トム・ハンクス、ウィル・スミス、ジョニー・デップも出演を噂されていたが実現には至らなかった。
一方でベンは主演映画「バットマン」において、俳優業へ専念する為、監督を降板したことでも最近話題になっていた。
(BANG Media International)