リュック・ベッソン、新作SF作品の続編に乗り気
リュック・ベッソン監督は早くも新作SF作品『ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ』の続編を作りたいそうだ。ベッソンは、先月全米公開となったカーラ・デルヴィーニュ、デイン・デハーン主演の同作の撮影を楽しんだため、今後も続編製作の可能性があることを示唆している。「(もし実現すれば)明日にでも契約するだろうね。是非やりたいよ。カーラやデインとはとても楽しい時間を過ごしたんだ。もし続編が1つや2つできるのなら、僕たち3人ともすぐにでも契約すると思うよ」「2人は警官役だから、とにかく冒険活劇になるだろ。もちろん問題が発生して、殺人者が登場するわけで、真実を見つけ出さなくちゃいけない。こんな感じで20作品くらいは作れるよ。TVドラマ『刑事スタスキー&ハッチ』の宇宙版みたいなものだね」「全てのエピソードがいつも新しい試みなんだ。だから1作目と関連づけることはないよ。共通しているのは登場人物2人だけ。だから全く新しいものに成りえる。『スパイダーマン』や『トランスフォーマー』なんかだといつも同じことの繰り返しだし難しいだろうけどね。でもこの作品だと全く違ったアプローチができるんだ。そこが気に入っているところさ」
特にベッソンはSF作品は何でも好きなようにできるためSF作品の製作を好んでいるとサイファイナウ誌に語った。「SFの自由なところが好きなんだ。全てを作り直すことができるだろ。でも毎年SFを作れるとは思わないけどね」「僕は一定のリズムを取れているから嬉しいよ。『最後の戦い』を作って、その15年後に『フィフス・エレメント』、さらに20年後に『ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ』を作ったんだ。いいリズムだよ。全ての事をリセットする必要があるから時間がかかるんだ。『LUCY/ルーシー』は中間って感じかな。リアルなSFではないからね」
(BANG Media International)