プレスリー、所有馬にスタートレックと名付けていた
エルヴィス・プレスリーが、所有していた馬にテレビSFドラマ『スター・トレック』にちなんでスタートレックと名付けていたようだ。エルヴィスは飼っていた馬にその番組名を付けるほど、同SFドラマの大ファンだったという。
映画『バギー万才!』でエルヴィスと共演したセレステ・ヤーンオール(73)は「エルヴィスは『スター・トレック』ファンだったの。馬に『スタートレック』と名付けたほどよ」と明かしている。
また、セレステはエルヴィスと共演する1年前に同SFドラマに出演した経験があったため、エルヴィスはセレステとの共演を楽しみにしていたそうだ。スカイ・アーツによるドキュメンタリー『ザ・セブン・エイジズ・オブ・エルヴィス』でセレステはエルヴィスとの思い出を語っている。「撮影初日、エルヴィスは私をしっかりとハグしてくれたの。そして『君に会うのが待ちきれなかったよ。来てくれるってわかってたんだ。君が『スター・トレック』に出ていたのを知ってるよ』って言ったの」「私たちはとても仲の良い友達になったわ。すぐに距離が縮まったの」
同ドキュメンタリーでは、たった5日間で35曲ものレコーディングをこなしたエピソードを含め、エルヴィスの数々の偉業を披露している。エルヴィスのベーシストを担当していたノーバート・パットナムは、1970年6月におこなわれたエルヴィスの並外れた収録セッションを振り返っている。「誰もあんなにたくさんの事をやり遂げた人はいないよ。他のどんなアーティストとでも成し遂げることはできなかっただろうね。エルヴィスは2、3回聞いただけで曲を覚えてしまうんだ。そして彼は『さあやろう。みんな、始めるよ』って言ったものさ」
エルヴィスの死後40年を記念した同ドキュメンタリーでは、音楽ストリーミングサービスのディーザーによって、どこでエルヴィスの曲がよく聞かれているかという新たな検証結果が示されている。検証によると、イングランドのレディングでは、世界中のどの場所よりもエルヴィスの音楽がストリーミングされていることがわかっているほか、チリの首都サンティアゴやブラジルのサンベルナルド・ド・カンポなどがトップ20に入っているという。
(BANG Media International)