ルパート・エヴェレット、80年代にエイズで死亡する恐怖を抱えていた
ルパート・エヴェレット(58)は1985年にエイズ検査を紹介されるまで、エイズで命を落とすのではないかという恐怖に駆られていたという。若い頃に同性愛者だとカミングアウトしていたルパートは、友人たちがエイズで亡くなっていくのを目の当たりにしたことで受けた影響について明かした。ガーディアン紙のインタビューで、ルパートは当時をこう振り返っている。「正直言って、その時代、僕は恐怖の中を生きていたね」「僕はロンドンに到着した瞬間から誰とでも寝るような生活を送っていたんだ」「修道院のような所からやってきて、ゲイの世界に身を投げ込んだのさ。そしてエイズが台頭してきた。1985年にエイズ検査が登場するまで、自分がウィルスを持っているのか見つける手段などなかったんだ」
さらにルパートは誰かが自分にエイズの症状を見つけるのではないかというパニックの中で生きていたと続けた。「みんなエイズに恐れおののいていたよ。自分のことを愛してくれている家族でさえ、自分の使った食器を別々に洗っているのに気づくようになるんだ。60秒のうち30秒は完全にパニックの中で生きていたのさ。特にカメラの前に立つ仕事をしていると、カメラマンに『君の顔にあるのは何だい?』って聞かれるんじゃないかって恐怖を感じていたよ」
(BANG Media International)