ピンク、受賞スピーチで6歳の娘の感動エピソードを披露
ピンクが先月27日に開催されたMTVビデオ・ミュージック・アワード(VMAs)でマイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード賞を受賞した際に、6歳の娘ウィローちゃんにまつわる感動的なエピソードを披露した。ピンクはロサンゼルスのザ・フォーラムで行われた同アワードで、夫ケアリー・ハートとの間にもうけたウィローちゃんを勇気付けた話を受賞スピーチに交えて話している。「この間娘を車で学校に送っていた時、娘が突然『ママ、私って誰よりも醜い女の子だわ』って言ってきたの」「そして『だって私は長い髪をした男の子みたいだもの』って続けた。だから私は頭の中で『あなたはまだ6歳じゃない。どこからそんな発想を持ったの?誰が言ったの?それを言った子をお仕置きしてもいいかしら?』って考えたわ」
その後帰宅したピンクはパワーポイントで「真実の中で生きる両性具有のロックスターやアーティストたち」というプレゼンテーションを作成し、ウィローちゃんに「彼らは人生で毎日周りの人に笑いものにされてたかもしれないけど真実を見せ続けたことで私たちを勇気付けてくれた」と説明したそうだ。ピンクは「(いまいち分からなかった娘は)目がボーっとしてたけど、私は言ったの。『ママはあなたがなぜ自分のことをそんな風に感じるのか知りたい』って」と続け、ウィローちゃんは「だって私は男の子みたいに見えるんだもの」と答えたという。
母である自身のことを美しいと言ってくれたウィローちゃんに対し、ピンクは「ありがとう。でも人がママのことを笑いものにする時も、みんな『男の子みたいだ』『意見が多すぎる』『体が強すぎる』って言うのよ」「だからね、私たちは変わらないの。私たちが、みんなが変われるように手助けしてあげるのよ。あなたは美しいわ。とっても愛してる」と諭したそうだ。(BANG Media International)