コリン・トレヴォロウ監督、「スター・ウォーズ:エピソード9」から降板
コリン・トレヴォロウ監督が「スター・ウォーズ:エピソード9」から降板することが明らかになった。トレヴォロウ監督の起用は2015年に発表され本人も同作への参加に意欲を見せていたが、「方向性の違い」によりこの度降板することが決定した。
StarWars.comに掲載された声明にはこう綴られている。「ルーカスフィルムとコリン・トレヴォロウはそれぞれ別の道を歩むことになりました。コリンは企画製作のあらゆる場面において素晴らしい協力者でしたが、その中でお互いが異なるビジョンを持っているという結論に至りました。我々はコリンの今後の活躍を願うとともに、今作に関する情報をいち早く皆さんにお知らせすることを約束します」
一方で、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長は、故キャリー・フィッシャーの実弟、トッド・フィッシャーが同作にキャリー出演の可能性があると発言したことを受け、それが実現しないことを明言した。「残念ですが、キャリーは最新作には出演しません。しかし、エピソード8にあたる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では彼女の姿を存分に見ることができます」また、ディズニーは最近になって最新作ではこれまでのようなCGI技術を使用しないと発表していたが、それに対してトッドは過去作品の映像を使用することは可能だと主張していた。「『さて、どうやってキャリーを出演させる?』って話になったけど、彼らの答えはノーだった。キャリーはこの映画にとって必要不可欠な存在だし、その存在感はより大きくなっていると僕は考えているんだ。ライトセーバーで傷を負ってからよりパワフルになったオビ・ワンのようにね。キャリーにも同じことが言えると思うよ、遺産は受け継がれていくべきだからね。僕にとって「スター・ウォーズ」は数ある物語の中でも聖杯のようなものなんだ。きちんと継承されていくべきだし、それを台無しにする権利は誰にもないと思うよ」
(BANG Media International)